コンピュータに実行させる命令は命令レジスタの命令部とオペランド部
(アドレス部)で構成しており、命令や演算の処理対象となるデータの
アドレスを指定する方法として全部で6つあります。
今回は3つのアドレス指定方式を説明しています。
アドレス値が書いてなく直接データそのものが入っている即値アドレス指定。
実効アドレスそのまま書いてあり、そのアドレスのデータがそのまま使える直接アドレス指定。
実効アドレスがあるアドレスを書いてある間接アドレス指定。
さらにアドレス指定を行う場合もあります。
普段、アドレス指定はあまり意識しないのですが、機械語やアセンブラで
プログラミングするときに指定しなくてはいけません。
全部、即値アドレス指定でもいいかなと思いますが当然、サイズの大きい
データは扱えない欠点があります。
直接アドレス指定は難しい説明となりますがアドレス部のビット数で
メモリ容量が制限されたり、先頭番地が変わる(プログラムロード等)
と使えない欠点があります。
間接アドレス指定は大容量メモリで使える長所がありますが、間接指定
の為、アクセスが増えるので、その分実行速度がかかってしまいます。
歩く主記憶装置くん。さすがのウサちゃんも変だと思っています。