4コマで勉強する基本情報処理

基本情報処理を4コマにしながら勉強中。 同じ勉強をしてる方々の参考の足しにでもなれば幸いです。

アドレス指定方式

アドレス指定方式 その2

kihon029
前回のアドレスを指定する方法の残り3つを説明します。


まずは、インデックス(指標)アドレス指定
オペランド部(アドレス部)にインデックスレジスタの番地が書いてあり、
その番地の値とアドレス部の値を足して実効アドレスとします。


この指定だと配列等の連続したデータを繰り返し実行する場合に効果が
あります。その場合はインデックスレジスタの値を増減させて処理します。


次のベース(基底)アドレス指定
これは主記憶装置(メモリ)にロードされた先頭アドレスをベースレジスタ
が記録していますので、その値とアドレス部の値を足して実効アドレスと
します。


この指定は主記憶装置(メモリ)のどこにでもロードして実行できるように
するのでマルチプログラミングの際には必要となります。


最後に相対アドレス指定(自己相対アドレス指定)
良く見ると、ベース(基底)アドレス指定と同じ機能であり、違いはプログ
ラムカウンタの値を足すか、ベースレジスタの値を足すかだけです。


じゃあ、片方要らないんじゃないかと思いますが、実はベースレジスタが
ないコンピュータがありますので、その場合はプログラムカウンタが重宝
されるのです。


鳥としての本能に目覚めたプログラムカウンタに狙われる命令レジスタは
この後で何とか助けられました。

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アドレス指定方式 その1

kihon028
コンピュータに実行させる命令は命令レジスタの命令部とオペランド部
(アドレス部)で構成しており、命令や演算の処理対象となるデータの
アドレスを指定する方法として全部で6つあります。

今回は3つのアドレス指定方式を説明しています。


 アドレス値が書いてなく直接データそのものが入っている即値アドレス指定


 実効アドレスそのまま書いてあり、そのアドレスのデータがそのまま使える直接アドレス指定


 実効アドレスがあるアドレスを書いてある間接アドレス指定
 さらにアドレス指定を行う場合もあります。


普段、アドレス指定はあまり意識しないのですが、機械語やアセンブラで
プログラミングするときに指定しなくてはいけません。


全部、即値アドレス指定でもいいかなと思いますが当然、サイズの大きい
データは扱えない欠点があります。


直接アドレス指定は難しい説明となりますがアドレス部のビット数で
メモリ容量が制限されたり、先頭番地が変わる(プログラムロード等)
と使えない欠点があります。


間接アドレス指定は大容量メモリで使える長所がありますが、間接指定
の為、アクセスが増えるので、その分実行速度がかかってしまいます。


歩く主記憶装置くん。さすがのウサちゃんも変だと思っています。

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